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POSデータ分析の基本!店舗で最初にデータ化するべき5項目

 

「POSレジは気になるけど、複雑で難しそう」

「データ分析?俺は数字じゃなくて、商品を考えたいんだ!」

「数字がたくさん並んでると、眠くなるんだよね・・・」

 

POSレジのデータ分析、したほうがいいらしい、ということは頭でわかっていても、なかなか気が向かない、なんてことありませんか?

私もデータ分析、というと、なんとも小難しいイメージがして、なかなかやり始められませんでした。

 

でも、まずは基本だけ、と決めて、簡単な分析だけすることにしました。

すると、基本の分析だけでも、
体感していたことがデータ的にも正しいと自信を持てたり、
今まで見えなかった変化が見えるようになったり、
良いことがたくさんありました。

 

では、その基本の5つとはなんでしょう?

え?そんなんでいいの?と思っていただけたら幸いです。

きっと明日からでも分析の第一歩が踏み出せるはずです!

 

 POSレジのデータ分析が難しいと諦める前に、基本の5つを押さえよう!

POSレジ・POSシステムを入れたら、まずはこの5つのデータをまとめてみよう

1.売上

2.利益

3.客数

4.在庫

5.人件費

 

この5つです。

このくらいまとめるの、POSレジを導入する前のレジ・帳簿時代からやっていたことではないでしょうか?

 

売上が分からないと、はじまりません。

売上から原価を引くと粗利益になって、ものが売れた結果手元に入っていたお金です。とても大事。

 

お客さんの数がわからないと、適切な人での数がわかりません。

 

在庫管理しないと、何がどう売れるのかわかりません。

 

でも、帳簿だとなかなか分析までは手入力もしないといけないし、面倒ですよね?

POSレジだと、POSレジのデータをデータでダウンロードして、エクセルでグラフにしたり、計算したり、分析することもできます。

他にも、インターネット上でPOSレジのサービスにログインするだけで、勝手にグラフを作ってくれるものもあります。

 

さて、売上、利益、客数、在庫、人件費の5つをそのままグラフにして変化を見るのが1つ。

また、これらの数字を引いたり、割ったり簡単な計算をすることで変化を見るのが1つ。

この2つを実践してみましょう。

 

数字の変化をそのまま分析する時は、年 月・週・日で分けよう

売上、利益、客数、在庫、人件費の基本の5つ

 

数字を見るときに重要なのは、「どのように変化しているか」です。

 

例えば折込チラシを入れた日のあとは、何日か客数の増える日が続くかもしれません。

それが利益にどの位結びついたかによって、折込チラシがうち手として正しいのかどうかがわかります。

 

日々の変化を見ると、曜日による傾向や、五十日(5の倍数の日)のような伸びる日、があるかもしれません。

週ごとの変化を見ると、売上向上のために打った施策がわかるでしょう。

月ごとの変化を見ると、季節によった傾向などが見えるでしょう。

年の変化を見るのは、毎年どのように成長しているかが見えるでしょう。

 

データを見る最大の意義は、思い込みと迷いをなくすこと

例えば、店頭に立っていると、雨の日にはなんとなくおでんが売れるな、とか、感覚で傾向がわかることがあると思います。

その感覚が本当に正しいのか、また、どの程度の度合いなのかを見極めようと思うと、正確なデータを確認し、分析する必要があります。

 

雨の日だと、10%多いのか、80%多いのか、この差は大きいです。

80%に合わせて、10%しか増えてなければ、70%は無駄になります。

10%に合わせて、80%であれば、70%の機会損失です。

 

また、もしかすると、なんとなく売れそうな気がするだけで、実際はそうでもないかもしれません。

 

逆に、感覚とデータが一致していたら、迷わず売上向上のための対応ができます。

 

このように、感覚と実態を一致させて、過不足ない施策を確実に打って行くためにデータは活用すべきなのです。

 

まとめ:デジタルデータにした方が、簡単にデータは集計・分析できる

POSレジやPOSシステムを導入すると、データを手入力する必要がなくなることから、毎日のレジ締め作業も簡単に済ませられるようになります。

そうすると、できた時間の余裕を有効に使って、お店の利益をあげられるようにしたいですよね。

 

そうした時に、まずは基本の5項目を、年、月、週、日の4つのまとめ方で集計して見ると、何かそれまではなんとなく感じていたことが明確になったり、気づいていなかった新たな気づきが得られたりするかもしれません。

 

ぜひ、まずは基本データの集計を試して見てください!